下娘はその夜
友達大勢で食事会とのことで
ほんなら
夫婦で飯喰いに出ますかい・・・
ということになり
娘の戻る9時までの期限付き散策
自転車乗って
近所と言うには少し離れた
焼き鳥屋へ・・・
この店コロナの影響で
しばらく閉めとったんで心配したが
久しぶりに覘いたら
変わらずおしゃれで安定した旨さ
また来ますけぇ
頑張りましょうで
娘が家出てったら これが
スタンダードになるんかいのー
今から段々慣れとかんとね
その日の仕事終わりに
部下のゴトちゃん連れて
予約した向洋の馴染みの居酒屋へ
コロナの影響はどこ吹く風で
相変わらずの超盛況ぶり
甲斐甲斐しく動き回る
女将さんとホールの女性の動きは
以前と全く変わらんが
席と席との間には
ビニールの間仕切りが施してあり
注文するときには
備付の紙に書いて渡す新スタイルに
乾杯の後で
料理がなかなか出てこん事に
シビレ切らして店員呼んだら
先ずは忘れじと
名物の焼きそばを
“お持ち帰り” と強調し
筆頭に記したメモが誤解を招き・・・
以下列記した料理が
きちんとパック詰めされて
別場所で保管されとるという始末
うすぼんやり温い
餃子やらレバー炒めやらを
席でパック開いて食う羽目に
まぁ これもご愛嬌よー
たまには外食もエエね
がんばろう
コロナで
生活が変わり始めた春先に
我が家にやって来た
Lサイズの新ホットプレート
テーブル埋込みの
ガス直火鉄板に比べて
その手軽さから
すっかり身分と立場を確立し
土日の登板過多にも応える
我が家の新人王候補
食卓鉄板マイスターを自認する
このオッサンは・・・
ガマン風呂の儀式をサッパリと終えて
ビールをグビグビしつつ
使い捨ての小さいアルミ皿を
プレート上に所狭しと並べ
油や汁がグツグツするのを眺めては
独り癒される
新式味変鉄板アウトドア風
そうそう 次は
アヒージョ アヒージョ
男のアヒージョよ
ポツポツ泡の出始めたオリーブオイルに
ニンニク2片と藻塩バサバサ
しょーゆをくるり
生の鷹の爪を2、3本大胆に指で割き
種を適当に取り出して
油地獄にポイッと放り込む
これぞ激辛 男のアヒージョ
何から沈めてやろうかのー?
エビかー イカかー キノコかー
ほどなく
パンツの中に異変を感じる
ちょっとした ボヤ騒ぎ
あんたー ホンマ
バカじゃないんねー
幼少期
ばぁちゃんの畑で
イチジクの実をもいだ手で
股間を触って
痒くてモジモジしとる息子を
罵るオカンの顔が浮かんできたわ
鎮火の気配無く
辛抱も限界に達し
男は黙って風呂場で洗う
罪深き
秋すっかり深し
11回目の “あ”
食卓で会話が弾む中
もし急に黙り込むことがあったら
許してね 昔からの癖なんじゃ
ふっと浮かんだ有名人の名前が
年々益々出てこんの
テレビに映ったタイミングで
パッと指差せる場合も有れば
頭の奥の奥のスクリーンに
ふと浮かぶ顔も
待てよー
お前ら 絶対言うなよー
ヘルプ不要
ここは自己責任で処理したい
色々頭を巡らす内に
また違う俳優の顔も浮かんできたでぇ
正に不毛な負の連鎖
えーーー
何ちゅう人じゃったかいのー?
先週 掘り起こした収穫は・・・
綾野剛 岸谷ゴロ― 北村一樹 橋詰功
ヤクルト梶間と阪神桑野
頑張りました
しっかり降った今回の雨で
すっかり流され散って今期は終了
盛りはたったの1週間なんじゃと
この歳になって知る
昨日朝のジョギングで通り抜けた
国道沿いの会社の生垣から
一瞬ほんのり 懐かしいような
芳しき薫りが
後戻りして 木を揺らし
コッソリ小花を掌に集め
鼻を近づける
ほぼ賞味期限切れのデガラシから
かすかに漂ってくるエエ匂い
想像と追憶と嗅覚が重なった
何とも不思議な感じ
芳香剤 キンは有れどもギンは無し
思い出すたび
この匂いが嗅げたらエエのにの
人の名前もいっそ出てこん
錆びた頭で真剣に考える
しゃーない
また来年の1週間を
楽しみに
四角い仁鶴が
まぁるく収めまっせぇー
その日 たまたま見た
土曜昼のNHKバラエティー番組での
法律相談は・・・
或る若者がコッソリと
入居者でも無いのに
近くのマンションの駐輪場に
自分のバイクを置いとったところ
そのマンションの改装工事に伴い
バイクがゴミとして廃棄されてしもーた
という経緯
果たして マンション大家は
そのバイクを弁償する義務が
有るんか? 無いんか?
そのテレビ見る ちょっと前に
女房殿より伝え聞いた話が・・・
自分の住むワンルームに
駐輪スペースが無かった為に
すぐ近くの友達のマンションに
原チャリを長ーい間
黙って置かせてもらっとった
上娘の話
『この次に見つけたら処分します!』
強ーい口調の張り紙が
原付に貼ってあったらしい
オヤノカオガミタイワ
アンター
ホンマ タノムデェ
ショミナハナシー
きっと
新社会人として大活躍しているはずの
息子の住む横浜では
ここんところ毎日異臭騒ぎで大変・・・
とニュースが言う
家族LINEで
オマエ 屁ぇーこいたんちゃうか?
とジャブかましてみたら
その日は休みじゃった・・・
と まるでスカシッ屁のような
つかみどころの無い
噛み合わんレシーブ
おーぃ
ボケたってんねんぞー
かかってこんかーい
こっちの方も心配じゃ
近所の古くからの馴染みが
またひとつ消えていく
コロナの客足減によって
家の近くのスーパー銭湯が
来月で店を畳むらしい
そういう自分も
この春先から
いっそ足を向けとらんのじゃが・・・
こじんまりと狭い割に
お風呂のタイプも色々あって
清潔で小洒落た佇まい
振り返れば
親父息子娘から外人さんに至るまで
色んな人と よー行った
思い出もアンナことコンナことじゃ
夜更けの酔いタンボタクシー
運転手に家までの行き方教える
丁度エエ道しるべでもあったのに
ここはひとつ
残りひと月の間に
一度は覘いときたいもんじゃが
きっと閉店を惜しむ
近所の爺さん主体の濃いー常連客が
3密なんかに臆することなく
押し寄せるじゃろーし
まさかマスクして
ギューギューのサウナに
入る訳にもいかんじゃろーし
何に替えてくれるんか知らんけど
今まで一度も使うたことの無い
1300も貯まった来場ポイントも
もったいないし
いずれにせよ
これから寒い時期
正しい余暇の過ごし方の
レパートリーが減ってしもーたわ
困る―
いろいろ
無造作ながらも小奇麗に
病院の待合室に並べられた蔵書
好みの作家 スポーツ 自己啓発 地元愛
落語 料理 時代物 趣味 芸能・・・
チョイスする感覚に
相通ずるものがあると感じて
先生の本棚
面白いですねぇー
と少し持ち上げ気味につっついたのが
そもそものきっかけなんじゃろーが
商談目的の訪問の筈が
いつのまにやら読書と雑学談義で終了・・・
ここでは殊更に よくあるパターン
これ今日届いたけぇ 貸したげるわー
こんなの好きじゃろ?
かれこれ
もう付き合いの永いこのDrが
高校の後輩のボクの出身大学を知ったうえで
超分厚い文庫本を貸してくれたのが
盛夏 8月某日
本好きな割に
熟読も速読も苦手な当方
ほとんど積読が平生で
そろそろ返さんと・・・
と焦る気持ちはあれど
読書灯点けて 寝床に横になると
1分持たずに眠とーなる今日日
そーじゃなくても
小さい文字に
ピントが合わん この五十路
こんな弱気ビハインドを覆し
この度意を決し 一思いに読了
義務果たしたでぇ やりました
ラグビー部 岡仁詩監督のスタイルを
取り上げた深掘りノンフィクション
しかし
初めて知ることばっかりじゃったし
何より
書き手のリズムに引き込まれたわ
活字追いながら
胸が熱くなって
ウルッときたのも久しぶり
先生 長いこと
ありがとうございました
近々お返しに伺いますよってに・・・
でも 疲れた
この界隈は
時間と価格の設定がマチマチで
駐車料金相場はやや高目
良心的と言える
いつものコインパーキングに車を止めて
ちょっと離れた三川町の病院に向かう
ナミキドオリを一本入ったこの道の
おしゃれな店の周りを
イマフウの若者が疎らにタムロする
その道すがら
カンカン帽にジャケット姿
丈の短い派手なスリムパンツの
同年代と思しき・・・
髭面のトッポイオヤジとすれ違う
見りゃー この方
赤ワインのボトルを手に持って
チビチビとラッパ飲みをしながら
一人 店に入ってく
テレビの収録かぁ?
と辺りをキョロキョロしたで
でもそれ 新しいわ・・・
何か妙にサマになっとるし
やるのー オッサン
ボクには
カサブランカダンディー風
昔のジュリーよろしく
かっこよく見えたけど・・・
待てよ やっぱり
お行儀は悪りぃわなぁ
まだ明るいうちから
大人として
ヤマグチクン
酒気帯び運転で追突事故
このニュースが流れたのは
その日の前日
イメージ定着で
もう表舞台復帰は難しいかの
50手前かー
やっぱりアルコール依存は
抜けられんのんじゃねぇ
左党を自覚する我自身
気を付けにゃーね
ボギー
明日は休肝日の月曜日