2020年7月26日日曜日

む:無常

自分の命は自分の自由という考えも
極論としてぼんやりと理解できる
つもりでしたが
いやー 参った

この人に何が有って
何に悩んどったんかは
知る由もない

携帯にニュースが流れた時には
まずは顔も思い浮かばんし
ただの芸能速報としか
気に留めんかったにもかかわらず

その後の報道で色んな情報得て
しばらくたった今でも
何か心がしっくり来ん感じ

満ち満ちとったように映る30歳・・・
勢い余っての若でもないし
振り返る老でもないのに

その存在自体が
憧れとか希望とかをまとって
世の中にメッセージを発信できる

いわば選ばれた境遇におる
こんな イマカラノヒトが
このタイミングで・・・ 

やっぱり 絶対に
死んじゃいけんかったんじゃないか・・・
死なせちゃいけんかったんじゃないか・・・





















頼む側と 受ける側

長年難病と闘ってきた患者の濃密な思い
金受け取って応えて捕われた医師

ここに至るまでの
積み重ねてきた故人の尊い道程に対して
何も知らん他人が軽々しく
口を挟むべき事じゃないんでしょうが

家族知人は当然のこと
世に名の知れた人であれ
そうでは無い人であれ
人が死ぬということは
どれだけ周りに
強いインパクトを与えるか
ということは知っとるつもり

簡単にガンバレーと
言うのも憚られるこの時代

無い正解を巡って考えさせられる 
今日この頃

んー わからんわー

2020年7月19日日曜日

み:見込み

これといって趣味の無いまま
五十路に突入
 
小粋で 疲れず 金掛からず
心にトンボをかけるような
都合のエエものは何か無いか?

その時分に
思い付きで手を伸ばしてみたのが
落語と三国志

あわよくば
蓄えのない教養をカバーして 
少しは立派な大人に
変われるかもしれんじゃないかー

手始めにと
古本屋で少しずつ集めてきた
横山先生のコミック本

枕元で寝る前に読書灯のもと
2、3頁めくったところで
すぐに眠たくなりダウン

次の夜
前夜までの話の流れを確認するうち
新たな前進無く
今宵も眠気に負ける

そりゃー イッコウに進まんわいね


時は流れて・・・

このあいだ 方々探して
やっと見つけた58~60巻

手に取って これで
このシリーズのフィナーレと知った

一日の終わりの儀式
当分は続くもんじゃと思っとったのに…
終わりなんじゃ
急な宣告 寂しいのー


そして先日 59巻で
ついに孔明逝く

いよいよ 残り1巻かー

今までのペースで考えると・・・
あと1か月くらいで終わりかの?
寂しいのー

どれくらいあらすじを覚えとるか
もういっぺん最初から読んでみるか

2020年7月12日日曜日

ま:まいった

大雨警報 山陽道上り
大竹-志和間で通行止め
渋滞3キロ

下関から順々に用事を済ませて
防府辺りの電光掲示板で知る

まぁ 今そんなには降っとらんし
行けるとこまで行ってみよ
と軽い気持ちで高速ゲートくぐる

スイスイ流れて
大竹出口まで3.5キロのところで
前方車列後尾に付けた

まだ明るかったのにねぇ
その時は・・・

ここから
これでもかっ!という位動かず
高速下りて国道に合流出来たのは
トホホの6時間後 帰着は午前様
月曜日から マッタクツイトラン





















実は
その前々日の土曜夕暮れに
怪しいオッサン4人衆の集い

初めて座った肉料理の隠れた名店で
美味いのー 美味いのーとガッツイた
インパクトの有るご馳走の数々

その中のどれが原因じゃったかは
凡そ見当は付くが

翌日は朝から一日中
定期的にモヨオしては
ズボンを脱いだり履いたり
トイレのそばから離れられず・・・

こんなの久しぶり

恐る恐る
アンタらどーや?と
皆に尋ねると
1人を除いて2人がビンゴ
やっぱりそーか アンタもか
それ聞いて またトイレに入る 

軟投派のクローザ― 強力わかもと
多量頻回補給の力を借りて
月曜日の朝には
何とか通常の域に戻れたものの

もし
回復が芳しくないまま
あの渋滞に巻き込まれとったら

想像すると・・・ぞっとする

2020年7月5日日曜日

ほ:方程式

ここんとこ
ダイニングのベテラン照明器が
よー ハブテるんよ・・・

壁のスイッチをパチパチ押しても
豆球だけは点くクセに
交換したての蛍光リングが光らず
なかなか言うことを聞いてくれん

梅雨時の薄暗い朝
イライラするんよのー

しかし
長生きはしてみるもので・・・
偶然 一つのアルゴリズムを発見

フード外してリセットボタン押したり
コネクターいじったり
アレコレしとる途中

娘の朝食用に食卓横のトースターの
“パン1枚” ボタンをピッと押したら
あれれー どうして?

部屋がパッと
急に明るくなりました

あら 不思議―

ヨシ しばらく
この方法でいっとこう















でも コイツ 
このやり方に飽きてきたんか
3日も経てば
豆球でしか返事をしやがらん

くっそー
もうお払い箱じゃー

翌日 女房殿に
LEDの新入り君を買うてこさせて

次にダメなら即交換とばかりに
段ボール箱姿のまんま
部屋に仮置きスタンバイ

なんとそれ以来
トースターの通訳なしでも
壁スイッチでパッと全開
すぐに言うことを聞くようになる

まぁ 不思議―

わ:ワニ