2022年10月30日日曜日

す:すべりこみセーフ

お医者回りを生業としている関係上
面談し易い午前診察の終了近辺
ましてや13時前に昼飯食うことは
部下の見本的立場からも禁じ手で

しかしその日
たまたま出発時間も経由地も方角も
その次の約束時間もピタっと決まり

11時半から1時間半しか開けとらん
あの幻のラーメン屋に挑んだらどーや
との都合の良いお告げが聞こえた

ヨシ! ギリギリ間に合うかもしれん

田舎道をゆっくり先ゆく
トラックにイライラしながら

なんとか到着したのは
13時過ぎること10分

いやー もうダメかもね・・・













恐々半分跳ねられた暖簾くぐり
まだいけますか? と問うと

大丈夫ですよーと答えてくれた
三角巾被る若い女性は正に天使

あーよかったー 
ソバとごはんをお願いしまーす
2種しか無い品書きの両方頼むと

申し訳なさそうに
ごはんがもう無くなって・・・
でも替え玉は出来ますよとのこと

残念 ここはコメも旨いのに


やがて運ばれし中華そばを
お片付けモードの中で急ぎススる
やっぱり旨いわー

もうすでに満腹に近いんじゃが
天使のお勧めに対する男気と
次いつ来れるか分からんでぇーと
更なるお告げで替え玉追加決行


結果 そのあと
夜になっても
小麦攻勢で超ムネヤケという現実

モー ワコーナインヤデ

2022年10月23日日曜日

し:思考回路

脳科学者がラジオで説くに・・・

日頃のちょっとした会話のすれ違いで
夫婦がお互いに不機嫌になるのは
男と女は思考回路が根本的に違うので
生物学的にしょーがないらしい

例えば・・・

帰宅して
へーー 今日の晩飯 鍋なんじゃー
と言う夫に

忙しかったけぇ仕方ないでしょ!
と攻撃的に噛みつく妻


なんで怒られんにゃいけんのかぃ

何も考えず口にする男に
要らん勘ぐり通して返す女という構図

詳しいカラクリは憶えとらんが
男は女に何か言う前に
とりあえず “いいね” 的な
前向きな言葉のマキビシを撒いといたら
地雷は踏まんで済むらしい

こりゃエエのぉー 
へーー 今日の晩飯 鍋なんじゃー
















ジェェーーーン

朝洗面台でヒゲを剃っとったら
リビングの方で女房が何か言うとる

シェーバーOFFにして耳をすますが
サイレント

ジェェーーーン

スイッチに被せるように
また向こうで何か言いよるわ


何て?
と聞きに行ったら
ナカモトコウジの話題じゃった

適当に “いいね”  言うとかんで
えかったわ 

2022年10月16日日曜日

さ:再起動

早ゃー・・・とは思うたが
アライさんがトップになるんじゃと

周囲からはマコトシヤカニ
奇抜な候補者の名前も挙がって
少し心配もしたが

とりあえずは
良かったんじゃなかろーか

遡ってこの御人
涙のFA会見をした時にゃ
こいつーファンをバカにしくさってー
と家族で憤慨したもんじゃが

時は巡り
良い思い出も共有した後は
すっかり丸く収まっとるから不思議

まぁ28番付けて出戻ってきた時から
わだかまりなんぞ一切無いけどね

頼むけぇ
元気で強いチームにしてくれぇ

来年も応援できることに
まずは感謝














片や県工の先輩が率いる燕組

予選シリーズでも
虎組を一歩も寄せ付けん貫禄勝ち

カッコエエー
実にうらやましい

陰で一番ホッとしたのは
大チャンスを一瞬で萎ませて
一塁ベースで立ち上がれんかった
2位星組のベテランかもしれんねぇ


2022年10月10日月曜日

こ:こんにもあんにも

遠征出発前
いつものコースをペタペタ走る

まだ人影少ない朝のシジマ
恐怖感じて身構えるほど
デカい声が後から近づいてきた

抜かされた時に
自転車に乗って歌う若者と知る

ほぼほぼシャウト
ビックリするがなー

君の笑顔を守りたい・・・

とのフレーズが確認できはしたが
その歌の題名もメロディーも
さっぱり把握できんかったのは

そいつの歌う実力のせいか
世についていっとらん私のせいか












余裕かましてゆっくり目に
乗り込んだ帰りの飛行機は
既に満席パンパン状態

ありゃ?空いとるはずの
自分の座席が埋まっとる

すみません・・・
そこ合ってますか?

問うた女性は驚いた様子で
チケットを確認しとる

ごめんね 間違えてたわー
と言って立ち上がったのは
その1つ前の座席のおじさん

・・・

声掛ける相手を間違えた
このおじさんと
席間違えて座っとる別のおじさん

おじさん2名 即刻退場!!

2022年10月2日日曜日

け:けり

そういやぁ
国葬じゃったような気もするねぇ
なんて・・・

このまま時間が経ったら
世論の熱も冷めて
忘れらてしまうじゃろー


丁度同じ時期
天寿全うの女王陛下とは
国を挙げての弔いでも
送られ方が全然違う

あのファミリーは
スキャンダル抱えて
常に過激なツキマトイに見張られて
プライベートも何もないらしいが














決行までの調整時間は
たっぷりあった中で

もし
元祖疑惑の発信源のあの未亡人が
降ってわいたようなこの問題で
世を二分しとる妙な雰囲気を察して
大げさな葬式はやめときましょうと
得意のパフォーマンスでも
打ってくれとったら・・・

たまりにたまる
内憂外患の国民のストレスが
少しは鎮まったんじゃなかろーか
と思うがねぇ 

モノは高いし嘘は横行するし
人道も道徳も守られん

そんとな脚本は無かったんか
ホンマ

ろ:ローカルっぽい