き：気おくれ

今日　改めて
その店の載ったサイトを見てみたが
やっぱり無理じゃわ。


近くで所用を終えた昼下がり
色々凝ったラーメン食わせる今風のお店
という認識で　久方ぶりに
暖簾をくぐったのは今回が３度目。

いらっしゃいませー

出迎えの作務衣姿の若い女性に
案内されたのは　食券販売機。

予期せぬ展開に少々あわてて
財布を取り出した。

醤油　白湯　煮干し　鶏ダシ　濃厚辛味
まぜそば　つけそば　餃子　鶏天
大盛特盛　替え玉　味玉　ネギ増し　
白米炊込みそれぞれ大小　
平日お得なランチセット・・・　おいおいおい

えーーっとー

居並ぶ光ったボタンに向き合い
心の平静を維持できずにいると

いらっしゃいませー

３名様が後ろに並ぶ

うわーーーぉ

耐え切れず　えぃっ
適当にボタンを押して
おつりの取り忘れを
次の人に指摘される有り様。

人件費削減目的の仕組みなんでしょうが
あなた方　こだわり味自慢をアピールして
こんなにレパートリー広げてやるんなら
以前のように　写真入りメニューから
ゆっくり　席で選ばせてあげんと　
そりゃー　リピーターにも優しくないでしょーよ。

むしろ　混雑時の方が
後ろからボタンを眺めながら
ゆっくり考えられるかも・・・？

いやいや
やっぱり　ボクにゃー無理じゃ。


















さて　これ誰の髪型でしょうか？


黒田で敗けて　
ボーっとソファーでまどろむ就寝前
不意に
下娘がホワイトボードを見せに来て言う。

わからんの？
あなたの愛しとる人よ・・・


へぇ？　　えーーっと

正直　　一瞬アレコレ考えた。


・・・　あんたじゃろー？

そう　正解！　　じゃー　おやすみ。

おー　おやすみ・・・


びっくりしたーー

でも　ヨカッター　
ボタン押し間違えんで。