ナーちゃん
ダメでしょ
こっち向いてー
ほらー オジサンが
ごはん食べにくいでしょ・・・
隣のテーブル席の若い夫婦が
愛娘に小声で注意する。
確かに 座った時からずーっと
ジーッと 見られとる。
ナーちゃん ナーちゃん・・・
ビックリして泣き出さんように
その 小さい視線の方に
ゆっくり顔を向けて
なるべく上品な笑顔を作りつつ
大丈夫ですよ・・・
とにかく明るいナントカ バリに
言葉を返す。
聞けば ナーちゃん
今 1歳チョット。
子育て大変でしょうが
楽しんでやってくださいや。
不思議にも 昔から
小さい子供にジーッと観察される
ことが多いんよ。
珍しい種類の
オジサンなんじゃろうか・・・
下関のお客さんのところで
昼休みに談笑していると
ただいまー
黄色い帽子の姉弟が
小学校から帰ってきた。
1年生の弟君
初対面のボクの顔を見るなり
うわっ 校長先生かと思ったー
ビックリしたー
何か 似とるー
確かに ちょっと似てるかも と
これまた初顔合わせの姉君までも
少し恥ずかしそうに・・・
いやー 似てるの?
えー? 校長先生ですか
何か 微妙なねぇ
響きが・・・
ほんまにぃ?
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