2018年7月8日日曜日

つ:伝えてくれーや

木金と続いたドシャ降り

夜空に鳴る防災警報や携帯のアラーム
引っ切り無しに響く消防や救急のサイレン

身内には直接大きな被害はなかったものの
予期せず突然起こった今回の大災害
そのすさまじさを身近で知る

明けて土曜日
テレビは朝からずっと災害状況を伝えとる

辺りは一面茶色の水浸し
民家の屋根がいくつも
水面に浮かぶようにならんどる・・・

ヘルメット被ったリポーターが映像をバックに
マイクを握って原稿を読む

お気の毒に・・・


ほいじゃがのぉー
その映像は朝から何べんも何べんも見とるし
レポートはさっきと同じ原稿読んどるだけじゃ
その避難した人には もう話聞いたじゃないか













豪雨の中勤務先から自宅に帰る途中で
24時間車の中でハンドル握って過ごした友達がおる

単身赴任先から家族のいる家に向うも先に進めず
5キロ手前で泣く泣く引き返した友達がおる

実家が冠水して2階で夜通しじっと待機する両親と
やっと電話がつながり家族で歓声をあげた友達がおる


この災難時に
テレビ放送はいったい誰に向けて
やっておられるんでしょうか?
離れて眺める野次馬のためかいな?

ショッキングな映像を集めて
同じ内容を繰り返し繰り返し流すのがお仕事ですか?
視聴率稼ぎのためですか?

国有に全国と地域報道各社のピンボケ具合に
イライラするわー

一刻を争う
各地で被災した不安な現地の当事者
心配しながら待つしか出来ん関係者が
少しでも早く知りたいのは
そんなことばっかりじゃーないわい

今新幹線は今どういう状況なんや?
在来線は?
高速道路はどんな見込みや?
電気は? 水道は?
いつごろになりそうなんか?

まずは今日明日の導きになるような
理解して少しでも心が落ち着くような
希望と少し先の展望を抱けるような
次の準備と行動につながるような
懸命に支援する人の姿が伝わるような
分かり易い情報提供を
みんなは求めとるんじゃ バカたれー

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