東京のキー局ＴＢＳがラジオでの
プロ野球中継から撤退するらしい・・・
との話を聞いて
時代の流れを感じるのーと
仲間内で話題にした春先に
そういやー 最近
しゃべるのが少ししんどそうじゃのー
と心配していたが
あの鉄人が死んでしまうとは・・・
生え抜きＯＢ解説者の中には
そこまでヨイショするかいなー と
聞いとって恥ずかしいケースが多い中
全国ネットの放送で
カープ贔屓はそこそこに抑えて
スマートでイヤ味の無く
少し甲高い軽妙なしゃべり口は大好きでした
追悼の特集番組や記事を見て
何回も泣いてしもうたわ
その昔
まだ黒帽子の時代の旧市民球場へ
親父に連れて行ってもらったのは１度２度
その当時の看板スターはコージではなくて
確かにキヌガサじゃったと記憶する
枕元に置いとった
沢村から始まる分厚い一流選手名鑑の中に
掲載されとる広島一筋の侍は
長谷川と外木場 そして衣笠だけじゃった
初優勝した後は一歩引いた立ち位置で
チームの為に黒子に徹した姿に頭が下がる
ミスター赤ヘルは文句なしで８番じゃけど
ミスターカープは２８番・３番じゃと思うとる
超弱かった第２次暗黒泥沼時代
次はブラウンなんぞに声掛けとると噂が立って
なんじゃそりゃ？
おいおい誰か忘れとりませんか？
とオーナー一族含む球団関係者を
心底敵視し始めた一昔前を思い出すわ
あー やっぱり
一度は監督になってもらいたかったのー
全ファン自慢のこの人に
奥のボックス席で盛り上がる先客連中の
酔いたんぼカラオケ騒音をかいくぐり
これから先の１０年は
あっという間なんでしょうねぇ・・・
隣で赤ら顔のお仕事仲間が
妙に真面目顔でポツリと言う
確か彼は僕より６つ７つ年下のはず
カウンター向いの同い年のママさんと目が合って
２人とも何となーく下を向く
取りあえず
小学生の頃に感じた１年よりも
５０モツレのオッサンが感じる１年の方が早いはなぁ
と返しておいた
言われるように
一年一年の経つスピード感は
年々増してきていて・・・
それは単純に分母になる
今まで生きてきた時間の長さからくるものなんか？
はたまた歳なんか関係なくて
今を精一杯生きている・・・
というような充実感から来るもんなんか？
後者の方がカッコエエのぉーとは心で思いつつも
難しげな話が続かんように
既にリモコンで探しておいた
郷ひろみの よろしく哀愁を
画面に向けてピッと送信した
今日は
早よー帰るつもりじゃったのにー
北向きの車を拾おうとキョロキョロしていると
北から来て強引に急転回してくれた
気合いの入ったタクシーに乗せてもらう
どういう経緯からか
比嘉のガッカリの事件の話題になり
村田山中長谷川井上井岡
具志堅渡嘉敷竹原三原云々カンヌン
海原雄山似の六十路運転手と
ボクシングの話題で盛り上がる
一旦火のついた彼のテンションは
自宅近くで支払済ませた後も燃え続け
左ドアはしばらく開けてもらえずに
彼の思う最強日本人ボクサーの
名前を聞かされるまで３分程
そのまま付き合うたげたわいね
早う
風呂入って寝たいんじゃけど
これはまさに プロの域じゃね
昔取った杵柄というか
培った芸は見事に身を助くというか
ひょろっとした脱走犯
車 財布 靴下 サンダル 盗んで
手掛かりを残しながらも
大捜査網を潜り抜けて
１週間経ってもまだ捕まらんとは
地元の住民には
検問による大渋滞と日々の恐怖心等々
実にお気の毒な事ではありますが
ちょっと
彼を応援したい気持ちにもなってきたわ
ここまで来たら
現世のロビンソンクルーソーか
義経伝説か
何とか島を抜け出して
モンゴル辺りで見つかるとか
横井さんや小野田さんヨロシク
髭ぼうぼうの体で
敬礼して穴から出てきたら 面白いのに
ちょっと怒られるか・・・
あの島だけで
空家が１０００軒を超えとることも話題に
これは現代社会の縮図じゃね
人が減り 絆が薄れたら
いくらハイテク駆使しようとしても
田舎じゃ通用せんのんじゃ
でも一方で
寂しい人はどんどん増えてきたけぇ
もしかしたら・・・
何か助けてあげとーなった
住民がおるかもしれん
近所の野良猫集めて餌やるように
お婆ちゃんが可哀そうに思うて
こっそり匿うとったりとか・・・
遡れば
その初動捜査のチョンボから
こんなオオゴトに
尾道本土で待ち伏せしとった警察を尻目に
盗難車に乗った彼は
ささっと手前の向島で降りたらしい
お前らー アホかぁー
それにしても
もうちょっとピントの合うた
わかりやすい彼の写真は
他に無かったんかい？
あれじゃーねぇ
早起きは三文の徳よー
神様は見とるんじゃけー
とは よー言うたもんじゃ
木曜日夜に
お客さんからかかってきたＳＯＳ電話
このままじゃ明日の診察に間に合わーん
そうですかーと意を決して
翌朝６時過ぎには会社出て
８時前には何とか事無きを得る
あー 良かったー
何か清々しいよねぇ
折角こんな時間に呉におるんじゃし
名物の細うどんでも食って帰ろうかー
と思うたんがイケんかったんか・・・
爪楊枝くわえてハンドル握り
ドンツキの川端を左折してちょっと
赤い旗持った制服に
停められる
お急ぎのところ
すみませんねぇー・・・
引き込まれた狭い路地には
黒い軽自動車の先客と
仰々しくも制服組総勢６人待機
色んな奴が窓越しに
免許書見せて 会社員かぃ？ 歳は？
名前は？ 電話番号は？・・・と
入れ替わりに聞いてきては
お急ぎでしょうが
もう少々お待ちください・・・ とアッチの方へ
お名前と電話番号は？
３人目でさすがにキレる
さっきの奴にも 言うたわぃや
何べんもおんなじこと聞くなやー
アレじゃ あのヘルメット被っとる奴
アイツじゃ アイツに聞けぇー
ホンマ お前ら一体何なんや
朝っぱらからこんなに大勢で
もーちーたー
世の中の為になる仕事せーや
・・・
あらー 後ろにまた
被害者の車が連れてこられた
マイドアリー
平日時間制限の左折禁止で
アウトー ナナセンエーン
思い起こせば・・・
切符切られたのが過去６、７回？
特に３度の駐禁は
群馬の偉い人を駅に代打で迎えに行った時
医者からの託け物を患者の家まで届けた時
そして・・・
親父の通夜前に旧知の老医師宅に行った時
どちらかと言うと ぜーんぶ
清らかなココロモチの時じゃー
バカたれー
はぁーーぁ
この憤り
どうしてくれようか
元々は
運転免許の本試験を受験しに
春休みにちょこっと帰省する
とは聞いてはいたが
それまでに履修しとくはずじゃった
学科の受講が間に合わず断念
仕方なく向うで受けるために
住民票を現住所に移さんとねぇー
という薄ーい理由でもって
先週末 愚息が帰ってきた
しかも一段とタクマシサを増して・・・
ちーたー ダイエットせぇーや
バカタレがー
しかも
広島駅からライブハウスに直行し
高校時代の友人とシャウトした後で
夜遅くピンポーン
相変わらず
ピリッとしとらん そのまんま
お前はホンマに・・・ お前よのぉー
うわー やったー
“グレートごはん” じゃー
月曜朝の食卓で隣の男が楽しそうに言う
ロカボ朝食継続中の家主の前には
普段決して並ぶことのない
明太子の皿 焼き鮭の皿 味噌汁椀の横で
コンモリ盛られた白飯が湯気を立てている
何か羨ましいし 腹立つのぉー
あんまり食うなー
女房殿が持ってきた生卵の小鉢を見て
違うたわー
“スーパーグレートごはん” じゃったわー
とますます嬉しそう
明太子＋鮭＝ＧＲＥＡＴ
ＧＲＥＡＴ＋生卵＝ＳＵＰＥＲ ＧＲＥＡＴ
∴ 生卵＝ＳＵＰＥＲ…
そう言えば
“魔法ごはん” というのも有ったよねぇーと
母子２人で盛り上がっている
それは・・・
鰹節とチリメンジャコのマゼマゼが
ご飯の上に乗っかったモノ
確かに我が家ではその昔
そのように呼んどった
次回は
“スーパー魔法ごはん” にしてもらおうかなー
と楽しそう
お前わかっとるんか？
他所では言うなよ
恥ずかしいし
何より通じんけぇの
出勤前 こんな風に育った作品眺め
∴ 朝っぱらから反省す
