自分に課した定めとも言うんでしょうか
その日も 目覚めて５分後に
シューズを履いてドアを出た。
いつもの慣れたご近所周回コース
信号待ちの車と電信柱の狭い間を
重たく硬い身をよじらせスリ抜けて３歩目
左のつま先が何かに引っかかり
うわー と自分でも驚くほど大きな声あげて
２，３歩 おっとっとして粘るも
ズルッと両手を地面に着いた・・・
手は痛いし カッコ悪いし 恥ずかしい
まだ眠たくボーっとした頭でも
柔道よろしく
前廻り受け身をしようかとも
ほんの一瞬考えたんよ ホンマよ
信じてや
でも勇気と身体反応が足りませんでしたわ
何にもなかった風に走り出してはみたが
両テノヒラには
不名誉な傷・・・
トホホ 情けない。
同じ日
岩国と大竹で仕事を終えて
市内の約束に戻る途中の２号線で
おもいっきり渋滞にハマる。
どうやら
故障車が片側交互通行の原因らしい。
それにしても
眠たくなるほど 青空じゃのー
しっかし こりゃー いっそ進まんでぇ
結局３０分はお付き合いしたんでしょうか
ノロノロのさなか 徐に
後続の緑の大型トラックのウンちゃんが
ふわっと座席から下りてきたかと思うと
ボクの車に背を向けてズボンを下し
自分の愛車の左前タイヤ辺りに
まさかの立小便。
おいおい 待て待て
ここは ちーと下り坂になっとるんでぇ
その水溜まりがこっちに流れて来たら
どーすんならー
と 冷や冷やしたが
ミラーで確認したら
意外と少量・・・ セーフでしたわ
お見受けしたところ
同じくらいのお年頃
よっぽど じゃったんでしょーな
でも 初めて見たけど 無駄がない
実に手際がエエんじゃ
パパッと メッチャ スピーディー
写真撮るの
間に合わんかったくらいに・・・
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