2020年7月19日日曜日

み:見込み

これといって趣味の無いまま
五十路に突入
 
小粋で 疲れず 金掛からず
心にトンボをかけるような
都合のエエものは何か無いか?

その時分に
思い付きで手を伸ばしてみたのが
落語と三国志

あわよくば
蓄えのない教養をカバーして 
少しは立派な大人に
変われるかもしれんじゃないかー

手始めにと
古本屋で少しずつ集めてきた
横山先生のコミック本

枕元で寝る前に読書灯のもと
2、3頁めくったところで
すぐに眠たくなりダウン

次の夜
前夜までの話の流れを確認するうち
新たな前進無く
今宵も眠気に負ける

そりゃー イッコウに進まんわいね


時は流れて・・・

このあいだ 方々探して
やっと見つけた58~60巻

手に取って これで
このシリーズのフィナーレと知った

一日の終わりの儀式
当分は続くもんじゃと思っとったのに…
終わりなんじゃ
急な宣告 寂しいのー


そして先日 59巻で
ついに孔明逝く

いよいよ 残り1巻かー

今までのペースで考えると・・・
あと1か月くらいで終わりかの?
寂しいのー

どれくらいあらすじを覚えとるか
もういっぺん最初から読んでみるか

2020年7月12日日曜日

ま:まいった

大雨警報 山陽道上り
大竹-志和間で通行止め
渋滞3キロ

下関から順々に用事を済ませて
防府辺りの電光掲示板で知る

まぁ 今そんなには降っとらんし
行けるとこまで行ってみよ
と軽い気持ちで高速ゲートくぐる

スイスイ流れて
大竹出口まで3.5キロのところで
前方車列後尾に付けた

まだ明るかったのにねぇ
その時は・・・

ここから
これでもかっ!という位動かず
高速下りて国道に合流出来たのは
トホホの6時間後 帰着は午前様
月曜日から マッタクツイトラン





















実は
その前々日の土曜夕暮れに
怪しいオッサン4人衆の集い

初めて座った肉料理の隠れた名店で
美味いのー 美味いのーとガッツイた
インパクトの有るご馳走の数々

その中のどれが原因じゃったかは
凡そ見当は付くが

翌日は朝から一日中
定期的にモヨオしては
ズボンを脱いだり履いたり
トイレのそばから離れられず・・・

こんなの久しぶり

恐る恐る
アンタらどーや?と
皆に尋ねると
1人を除いて2人がビンゴ
やっぱりそーか アンタもか
それ聞いて またトイレに入る 

軟投派のクローザ― 強力わかもと
多量頻回補給の力を借りて
月曜日の朝には
何とか通常の域に戻れたものの

もし
回復が芳しくないまま
あの渋滞に巻き込まれとったら

想像すると・・・ぞっとする

2020年7月5日日曜日

ほ:方程式

ここんとこ
ダイニングのベテラン照明器が
よー ハブテるんよ・・・

壁のスイッチをパチパチ押しても
豆球だけは点くクセに
交換したての蛍光リングが光らず
なかなか言うことを聞いてくれん

梅雨時の薄暗い朝
イライラするんよのー

しかし
長生きはしてみるもので・・・
偶然 一つのアルゴリズムを発見

フード外してリセットボタン押したり
コネクターいじったり
アレコレしとる途中

娘の朝食用に食卓横のトースターの
“パン1枚” ボタンをピッと押したら
あれれー どうして?

部屋がパッと
急に明るくなりました

あら 不思議―

ヨシ しばらく
この方法でいっとこう















でも コイツ 
このやり方に飽きてきたんか
3日も経てば
豆球でしか返事をしやがらん

くっそー
もうお払い箱じゃー

翌日 女房殿に
LEDの新入り君を買うてこさせて

次にダメなら即交換とばかりに
段ボール箱姿のまんま
部屋に仮置きスタンバイ

なんとそれ以来
トースターの通訳なしでも
壁スイッチでパッと全開
すぐに言うことを聞くようになる

まぁ 不思議―

2020年6月28日日曜日

へ:変なの

雨の降ってない朝は
毎日決まった周回コース1周半
義務感8分でだらだらと走る

今月初め いつものように
土手上のお宮でパンパンと柏手打って
ご挨拶をしとったら

ここで止めましょうかー?と

背中から大きな声が聞こえる

振り返ると数人のお巡りさん
刑事ドラマの一場面を見るように
この後走る予定の公園脇の道路を
黄色い規制テープで
正に通せんぼするところ

怖わ 何じゃ?
こんな瞬間に出くわすとは

トボトボ一周してくる間に
救急車は来るわ
パトカー増えるわ
サイレン鳴らして
消防車までも駆けつける

恐らく大勢の人垣に囲まれた
あの青い軽ボックス車の中で
何かイチダイジが
有ったんじゃないかと推察する
















翌朝の新聞を
隅から隅まで確認しても
一行も触れられず詳細はわからんの

何も無かったかのような
いつもの風景の中で
今日も青い車は あの日のまんま

最近になって
駐車違反のシールが
窓にペタッと貼られとる

こういう情報は
公安と役所の間では
共有されんもんなんでしょうかね?

2020年6月21日日曜日

ふ:普段着として

去年の8月
女房殿の生誕の祝いの貢物は
至った年の数に合わせて
節分の豆よろしく
小園のビジターユニフォーム

まだまだ若いし
何年も着られるじゃろ

でも このままじゃ
今期球場では一度も
袖を通すことないまま盛夏を迎え
1つ年輪上積みする感じ

まー そのうち彼も
一軍に上がってくるじゃろーけぇ
テレビの前で着ときなはれ

ちなみに 52番て 誰ー?
















春先
方々の抽選申込みサイト開いては
始めのうちは祈る想いで
終わりごろには只々惰性で
日程表に丸付けて必要事項を入力し
やっとこさ手に入れた
十数試合の観戦の権利

有るはずじゃった
開催予定日が近づくにつれ
その都度コンビニに
わざわざチケット発券しに行っては
すぐにレジで中止の払い戻し手続き

あー たいぎー
なんとも不毛で非生産な作業じゃわ

ともあれ
シーズン開幕

妙な感覚の無観客試合でも
気分は意外と盛り上がる

勝ちゃー エエけど…

今年も 今日みたいに
負けたら へこむわー
やっぱり…

2020年6月14日日曜日

ひ:ひとびと

お世話になりまーす
事務長さん いらっしゃいます?

お付き合いの濃く長いクリニック受付で
ぶら下げた名札を見せて営業スマイル

でも
いつもと違う少し気まずい空気が流れ
飛沫防止の透明カーテンの向こうから
古株の女性が顔を近づけてきて小声で

辞めちゃったんよ… と衝撃の一言

エエッー マジですか?

聞けば
些細なことが原因で院長と口論の末
急に職場を去ったんじゃそーな

どっかの会社を定年した後に修まった
実直勤勉を絵に描いたような
御人じゃったのにのー

ここんとこ
お客さんのところで
突発的な出来事によって
収拾不能になったケースを聞いたのは
実にこれを入れて3例

このコロナストレスも一因でしょうよ
怒っちゃーダメよね
怒っちゃー

と自分に言い聞かす


梅雨入り直前 
超快晴の日曜日の朝
オヤジ衆6人が広島駅裏に参集

世界平和とコロナ収束
そして 
家庭円満商売繁盛大漁豊作
待遇改善楽器上達恋愛成就

各自それぞれが
厚かましい願いを携えて
広島七福神巡りを決行す

歩いて拝んで
登って拝んで
並んで拝んで
都度オサイセン

そのまま街中まで
歩いて肉食って呑んで
歩いて餃子食って呑む
そして
そのまま歩いてバイバイじゃ

あれだけ歩いて拝んどきゃー
ちーたーエエこともあるじゃろ

やっぱり持つべきは友… よ

2020年6月7日日曜日

は:ハピネス

或る日の夕方 明日の遠出に備えて
近所のセルフのガソリンスタンドへ

前を走行していた原チャリに
先陣取られて後ろで待機

なんや アンタもですかい?

ヘルメットの良く似合うそのご老人
おもむろに
スーパーで袋詰めする際に見かける
シャリシャリのポリ袋をポケットから取り出し
その袋の中に手を入れて
給油機のタッチパネルを操作し始めた

なるほど…

コロナ感染対策は
オリジナリティーを産む













信号で停まった府中町の或る交差点

スーツの上着を抱えた少々肥満体の若者が
右向いの歩道をドタドタと走ってきた
口はマスクに覆われていかにも苦しそう

ドア開いて待ってくれとるバスまで
あと3メートル

その時
この人ポトリと財布を落とす
そして気付かずバスへまっしぐら

寸劇かぃ

とっさにボクは車の窓開けて
何か 落としたよーー 
マスク越しに大声張り上げ教えてあげた

事なきを得て若者 バスに乗る前
ありがとう と右手を上げる

良かったねぇ

バックミラー越しに目の合った
後ろの軽トラのファンキーなおじさんも
にっこりと窓から手を挙げた

なんとなくアメリカン?な町
ここは府中町

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