2021年2月14日日曜日

た:頼りの

3年続けて
柳家喬太郎の独演会に行く

広島で落語と云えばココ
この狭い県民ホールでも
隣を一つずつ空けて座るよう
当ご時世 席が割り振ってある

ガラガラの空間で
名人芸をお披露目してもらうのは
実に気の毒でもあり
反ってありがたくもある

演目に入るまでのマクラは
流石 粋で乙

毒を吐きつつ
ちゃんと地元もイジって
マスクの中で笑かしてもらう

今回の熱演の演目4つの内
古典に属する3つとも全て
初めて聞くモノばかり

なるほどー 締めは
こーやって落とすんじゃー













落語の催しでは
ネタバレを防ぐため
会がお開きになり緞帳が下りた後で
ネタバラシ的に出口付近の立て板に
当日の演目が貼り出されるのが習わし

いつもなら
帰り際にそれを写真に収めて
頭に残った噺の余韻と
演目を繋げて独り悦に入るのも
楽しみの一つなのに・・・

このコロナ禍中
年末の花緑公演に続いて
密を避けるということで
やはり貼り出しは無し

あのお噺・・・ 
なんちゅう題名ですか?
と他人に聞けもせんし

この落語初心者は
さて 治まり処に困る

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い:幾星霜