アタタカク シメッタクウキ・・・
この夏 特によく耳にしたこの言葉が
大惨事を引き起こした。
あの夜 ここ南区でも
20時過ぎ頃からかね
絶え間ない稲光と
テレビが聞こえんくらいの
叩きつける雨音と雷鳴が
就寝するまで続いとった。
あのものすごい雨の中
深夜丑三つ時に
避難勧告が出されても
そりゃ 無理でしょ。
動けんよ。
金曜日
高陽町を走行中
晴れた日没近い夕空に
ホバリング待機する
5、6機のヘリコプター
太田川を挟んだ向こう側の
八木地区のえぐられた山肌と
土に埋もれる建物を
遠く確認した。
ホンマに
結構急な勾配じゃ・・・と
改めて気づかされた。
仕事仲間の木村さん
自宅が冠水したらしい。
気の毒じゃが
取り敢えず無事でよかった。
住み慣れた家を流され
自分の命より大切な家族を失い
悲しみに暮れる知人友人は
おらんけど・・・
未だに多くの不明者がいる実情を
同じ広島で生きている一人として
向き合って考えた時に
今 どうしたらエエんじゃろ・・・
自らの無力さを痛感するし
これから先の被害者・地域復興の
立ち直りの道程を想像してみても
心が重くて沈んでしまう・・・
東北大震災の時と同じような無力感。
ホンマ何も出来ん・・・
こんな思いを並べながらも・・・
風呂から出たらビールを飲むし
眠たくなったら布団に入り
カープの星で機嫌も変わる・・・
まったくもって
身勝手な生き物ですのー
オノレは
情けないね・・・
何にも出来ん・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿